フリマアプリについて考える

最近フリマアプリを始めた。

 

家の中をよく見ると、全然着ない服や、全然使っていない雑貨などがたくさんあ
る。
しかも昔無理して買ったものとかもあるので、
わりといい感じのブランドが揃っていた。
買ったときは絶対に着倒すと思っていたんだけどな・・・。


始めるにあたり、どのアプリを選ぶかという点で迷った。


話題の「メルカリ」に関しては、某巨大掲示板(もうそんな表現しない?)など
で、
民度の低さ」が話題になっていた。
とにかく値切るとか、「大切に使うので無料にできませんか!?」という謎のキラ
キラした依頼など。

また、一時期話題になった現金を売る高等テクニック。
現金→札を魚の形に折ったオブジェ→現金をチャージしたsuicaなど一連の流れには、
人間の叡智に対して感動すら覚えた記憶がある。
が、ちょっとそんなフィールド怖い。。


ということで、楽天ユーザーということもあり「ラクマ」を使うことにした。

メリットは、楽天ユーザーであればログインが簡単であることと、
販売手数料がかからないこと。
メルカリはこの販売手数料が結構エグい気がする。
何しろ販売価格の10%を搾取されるのだから。

で、何枚か写真を撮って、
説明文書いて、価格を設定して、出品。


するとすぐに反応あり。
値下げできませんか?
もう少し細かい部分の状態が知りたいです。
などなど。


結構このやりとりが楽しかったりする。


そして購入決定。


なるほど、これはみんなハマるわけだ。


自分の商品を、自分で値段を決めて、接客をして、購入まで持っていくプロセス
が、
結構非日常なんじゃないだろうか。


小売業で販売にあたっている人にとっては微妙かもしれないけど、
それでも、売れた金額がそのまま懐に入る感触は、
仕事で販売をしている人にとっても新鮮なはず。


かくいう自分も小売関係ではあるのだが、
この体験は、今でもやはり楽しい。


てことで、わりとハマる。


相当数たまっていたSOPHNET.や、A.P.C.、SUPREMEあたりは、
さすがのネームバリューですぐ売れる。


ある程度不要品が捌けてきたところで、一度行き詰まる。


何日経っても、ちょっとずつ値下げをしても、売れない。
「いいね!」は時たま来るものの、購入に至らない。


悩み抜いた結果、やはり分母の大きさを痛感した。


そう、フリマアプリといえばメルカリ。
若者たちはみなメルカリ。
多分ラクマなんて比較にならないくらいのユーザー数なんじゃないか、と。


そこで、一度は敬遠していたメルカリにも登録し、
同じ商品を出してみたところ、確かにすぐ売れる。
CMで言ってる24時間以内は結構厳しいが、
それでも売れる。


何よりも反応の量が全然違う。


しかも恐れていたやべー奴らもそんなに出現しない。
ベーシックな値下げ交渉くらいなもん。


なんだよ、じゃあメルカリでいいじゃん!と思ったが待て待て。。。


やっぱりこの販売手数料ってやつ相当エグい。


10,000円で売っても1,000円取られて、
しかも送料があるもんだから、実質8,000円くらいになっちゃう。。。

※メルカリの場合はメルカリ便みたいなのがあるので、少しだけ安くはなる。
 大きさは関係するが、距離は値段に影響しない。
 これは助かる。
 なんか購入者がほとんど関西の方なのは私だけだろうか。


てことで、ラクマと同じ価格設定をしていると、手取りが相当少なくなる。


ちっちゃい雑貨なんて、手数料+送料でほぼ手取り無いやんみたいな自体。
なんなら箱とか梱包材で余計に金かかってるケースも。


これは考え物やなー。


みんなこの手数料は甘受しているのだろうか。


プラットフォームを提供していただいているのはありがたいのだが、
10%は高すぎるのではないだろうか。


ま、言っても捨てるだけだと0円のものが、1円にでもなるのは大きいけどね。

 

そんな流れに乗って、「ブクマ」も始めてみた。
最近ブックオフに結構新しい文庫本を売りに行ったら、
普通に10円て査定されて絶望し、
なんかねーかと探してたら見つけた本専用のフリマアプリ。


見ると文庫本も200円〜300円くらいでやりとりされてて、
断然えーやん!!と思い導入。


したのだが、、
結局これも、送るための資材と送料に結構かかってしまい、
なんならマイナスになることも。


マジか。


今んところ6冊くらい売って、2,000円くらいの売り上げだが、
多分プラマイゼロだね笑


いや全然笑えないけど。


こうは考えられないだろうか。


今オレは、将来に向けて貯蓄をしているんだと。

いざとなったときに、ブクマに蓄えておいたお金を下ろせばいいんだ。


いやいやいやそうは考えられねーわ。

なかなか収支を黒字に持っていくのは難しいね。

そんな悩みを解決してくれるツールを最近見つけた。


「スマートレター」というものだ。

180円で封筒型の梱包資材を購入すれば、
あとはそこに本を入れてポストに入れるだけ。


つまり、販売価格が180円より大きければ、プラス収支になる!!


普通に封筒に入れて切手貼って出すと、安くても250円くらいかかってしまい、
悲しい思いをするが、
これであれば比較的プラスになりやすい!


しかもたいていの本は入るサイズ。
文庫はもちろん、分厚いハードカバーでなければ対応可能。


これや、これで一攫千金や。


鼻息荒く、出品のペースを上げる中、その悲しいニュースは運営からのメールで届
けられた。


「ブクマ 10月5日から販売手数料(10%)搾取します。」(搾取とは言っていな
い。念のため)


さようなら、ブクマ。

 

はい、では今のところの結論言いまーす。
買い取り額の高さだけでなく、実質の負担(金、時間、労力)を加味すると、
以下が結論になります。


本はブックオフ
服はZOZO USED。


以上。
悲しい。
結局。
ZOZO USED最高。